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答弁書の書き方ポイント①

 請求・主張・証拠のピラミッド構造

民事裁判は、請求・主張・証拠のピラミッド構造から成り立っていると言われます。
請求とは、誰にいくら支払って欲しいという裁判で求める結論のことです。
主張とは、請求を認めるための根拠となる事実の主張です。例えば、誰にいくらお金を貸したから返して欲しいなどの事実を述べます。
証拠とは、主張を裏付ける物です。例えば、借用証などがこれにあたります。

 

労働審判で、使用者は答弁書を作成しなければなりませんが、これは上記の請求・主張・証拠のうちの請求・主張について述べる書面となります。また、労働審判は、簡易迅速な手続のため、労働審判に記載されているものでも、証拠と同様に扱われることがあります。
例えば、本来、民事裁判では証人尋問に替わる物として陳述書という書面を証拠として提出することがありますが、労働審判においては、簡易迅速な手続のために、答弁書に記載されていれば別途陳述書の提出は不要であると言われています。

 

認めるところ、認めないところをはっきり記載する

民事裁判は、刑事裁判と異なり、客観的な真実を追究するものではありません。民事裁判は、当事者同士の争いですので、当事者双方が納得することを重視します。
したがって、労働審判を含む民事裁判では、重要な事実について当事者双方が認めた場合、その事実をそのまま裁判所はそのまま認定してしまいます。そのため、答弁書では、安易に労働者側の言い分を認めると記載すると、そのまま裁判所はその事実が虚偽であっても事実であると認定してしまいます。
間違えて認めたとの言い訳は通用しません。
答弁書では、事実を認めるのか認めないかをはっきり区別して記載しなければなりません。

事実を認めない場合は、それだけでは足りず、事実を認めない理由を具体的に記載しなければなりません。例えば、未払い残業代を請求する労働審判では、会社は確かに労働者のいう未払い残業代は支払っていないが、それは会社の計算によれば、未払い残業代は発生しないからだなど具体的に反論する必要があります。

  答弁書の書き方のポイント①

  答弁書の書き方のポイント②

  解雇の場合の答弁書

  未払い残業代の場合の答弁書

  証拠について

 

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